JIVROSGについて

ごあいさつ

本グループは、平成14年度厚生労働省がん研究助成金「がん治療におけるIVRの適応と手技の標準化に関する研究」班を母体に発足した臨床試験組織です。画像誘導下の経皮的手技により少ない侵襲で治療を行うインターベンショナル・ラジオロジー(IVR: Interventional radiology)のがん治療への応用を、臨床試験を通じて科学的に評価し、より優れた治療法を開発、標準化することを目的に活動しています。

グループ代表者:荒井保明 (国立がん研究センター中央病院 放射線診断科長)

インターベンショナル・ラジオロジー(IVR)

X線や超音波などの画像診断装置を用いて体内の状況を把握しながら、体表面の小さな穴から体内に挿入した特殊な器具を用いて治療を行うものです。体を切ることにより病巣を直接見て治療する外科的治療に比べ、体への負担(侵襲)が少ない点が特徴です。画像診断の技術を応用するためラジオロジー(放射線医学)という言葉がついていますが、治療を中心に行うものであり、従来の診断を行う放射線医学とは大きく異なっています。1980年代から米国を中心に全世界に広まり、日本も現在欧米とならび最も活発に行われている国のひとつです。適当な和訳がないためこのままインターベンショナル・ラジオロジーあるいは略してIVRと呼ばれています。

臨床試験

より良い治療を目指して考案される新しい治療法も、それが患者さんにとって本当に有用であるかを判断するためには、実際の臨床の場でこの治療を行い、その効果や安全性、有害性などをさまざまな観点から科学的に検討し評価することが必要です。このように研究的な目的で行われる医療行為が臨床試験で、すでに確立した標準的治療を行う一般診療とは区別されています。

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